スコーン
- Aki
- 2020年8月12日
- 読了時間: 1分

今、やみくもにスコーンが好きである。
正確にいうと、
もう何ヶ月もスコーンの事しか考えていない。
きっかけは洋子さんが私に与えたスコーンが
異様に美味しかった。
その素朴な、
ほんのりと暖かく、
柔らかく香り立つ
昔ママンが焼いてくれた思い出の味。
ママンの優しさ。
(#私のママンは焼いてくれなかったので
あくまでイメージである。)
それ以来、
いつも 事あるごとに、
スコーンを食べたいと思っている。
表面がさっくりと、

中はホロホロしっとりと、
折り畳んだ
層を感じるものが良い。
形はイギリス風の「型」か、
四角が良い。
パクッと腹割れしていて欲しい。
三角はアメリカ風に感じる。
チョコや何かが入っていることが多い。
たまには良いが、余り「趣味」ではない。
素材はごまかしなく使って欲しい。
バターは必須だ。
でないと「香り」が変わる。
いろんな思いと夢を乗せ、
スコーンを焼いてみた。
何これ?

蕎麦ぼうろ?
いや、これだけの「思いと夢」
見た目はコレだが、
味は格別かも知れぬ。
そんな「逆ビックリ」かも知れないと、
食べてみるが、

やっぱり見た目通り。
「何これ?
蕎麦ぼうろ?」
納得行かず、
再チャレンジ。
見た目は近づいたが
味は一緒である。
なるほど、これは、
作るものではないらしい。
これだけの「思いと夢」が台無しである。
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