梅干し1

昨年

お手製梅漬けをもらった。

赤紫蘇で

うっとりする程綺麗な色に染められた、

フルーツの様に水々しい

大粒の梅漬けだった。

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美味しすぎて

特別な時しか食べれなかった。

大抵、

物凄く機嫌か

天気の良い朝に

美味しく炊いたお粥に乗せるか、

体調が悪く、辛くて悲しい時に

食べた。

特別に、染み入るようにおいしかった。

製作者の永宮さんに会う度に

来年は梅漬けを作ってみたいから

教えてくれと言い続けた。

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6月の末に

永宮さんから電話があり、

「梅漬けつけるならね、

もう少しでシーズンだよ」

と、わざわざ教えてくれた。

事細かに教えてもらい、 紙面上のノウハウ、

注意事項と

本州の梅と道産の梅の収穫時期の違い

やったことは無いが、

私の頭には

色んな情報がインプットされた。

永宮さんの

「梅漬け」は、

うめを塩漬けして

そのまま赤紫蘇の塩漬けに付けて

待つ。

という、やってみると意外に簡単な物だった。

もうすぐ食べても良い時期になる。

あの感動の仕上がりに出来ているのか、

ドキドキである。