桜の木の主張
- Aki
- 2021年5月12日
- 読了時間: 2分
新しく引っ越した家の
西側の寝室の窓を見ると

大きな桜の木があります。
私の家の桜では無く、
隣の建物の大きな畑や、駐車場の中で
たまたま窓の所にドン!とそびえる木でした。
12月に家を見た時は、
ただの裸の木でしたが、
こんな素敵な木の側で
寝起き出来るなんてなんて幸せだろうと思いました。
引っ越して来て、
毎朝どんな風に桜が咲いていくかを
初めてこんなにじっくりと見ました。
小さな小さなプクプクが
伸びてきて
徐々に硬そうな蕾になり、
膨らみ出し
柔らかくしなやかに力強く開花します。
激しい風や雨にも負けず、
2週間ほど咲き誇り、
若々しい緑の葉がぴょこぴょこと
かおを出してくると、
ハラハラと散っていき、
バトンを緑に渡します。
桜の花の甘い蜜を吸いに、
メジロやヒヨドリもやって来ました。
一本の木の
変化やフォルム、色合いや
表情、
そして季節の移り変わりを
こんなに間近に見れるのは、
絶対に美容を考える者にとって
最高だ。
と思っています。
人には沢山の趣味や趣向がございます。
家族皆んなをそれぞれ招待いたしましたが、
「うわー!これは最高だね!」という人もいれば、
「贅沢だねー!」
「綺麗だねー」という人もいれば、
「散った桜が窓に着くね」
「虫凄いんじゃない?」という人もいました。
いや、美容を研究する者として
「最高なんです」
と、私は主張します。

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